写真を撮るのが下手なのであまり綺麗に見えませんが、実物は結構美しく、美味しそうな箱詰めになります。
黄色いりんごには甘いりんごや甘酸っぱいりんごがありますが、このシナノゴールドは甘酸っぱいりんごの代表格です。
「りんごは赤いもの」という先入観にとらわれず、ぜひこの濃厚な味と、シャキシャキを通り越してザクザクとした歯ごたえを堪能してください。
美味しいシナノゴールドの見分け方は、名前の通り外観が金色（濃い黄色）になっているかどうかが一番のポイントです。
熟すにしたがって、緑色→黄緑色→レモン色→濃い黄色というように変わりますので、濃い黄色になっていれば、よく熟して糖度が高い、甘味と酸味を兼ね備えた美味しいシナノゴールドといえるでしょう。
日光に十分当たっていない場所の果実は、レモン色になるのが精一杯ですが、濃い黄色のシナノゴールドに比べると酸味の方が強く感じると思います。
また、日の当たる面には「ピンクブラッシュ」といわれる赤い斑点状の模様が出ます。これは太陽の光がよく当たる位置にその果実があったということの証拠で、美味しさの証です。黄色いりんごに赤い色が付くと見た目が…という人もいますが、味を重視するなら黄色だけよりも赤が入っていた方が美味しいと思います。
スーパーなどでシナノゴールドを購入する場合は、ぜひ色をよく観察して選んでいただければと思います。
【追記】シナノゴールドが大好きな友人によると、シナノゴールドの良さは適度な酸味と特徴のある食感、そして常温でも日持ちが素晴らしいところだそうで、このりんごについてはそれほど完熟の甘みは必要ないとの意見でした。私自身はどうしても甘みを求めてしまうのですが、やはり人の好みは人それぞれなんですね。