りんごの品種一覧 (お取り寄せにおすすめ)
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すわっこ
甘い9月15日頃~
すわっこは長野県諏訪市で育成された新品種です。9月中旬から収穫されます。
親が「世界一」という大きな品種なので、すわっこも基本的に大きな品種になります。
酸味はほとんどなく、甘味が強い品種になります。色付きは赤色が濃く、果肉はやや硬めで、9月の品種としては珍しく蜜が入りやすい品種です(天候により入りにくい年もあります)。
まだまだ栽培者の少ない、個性の強い希少種です。 -
シナノドルチェ
甘酸っぱい9月25日頃~
シナノドルチェはゴールデンデリシャスと千秋を交配した長野県育成の品種です。サンつがるの後、9月下旬から収穫されます。
ドルチェとはイタリア語で甘いものやデザートという意味です。
甘味と酸味のバランスが良く味が濃く感じます。果肉は締まってシャキシャキ、果汁も多くジューシーです。
縦長の形でスマート、色も鮮やかな赤色で綺麗です。
この品種は当園では基本的に葉とらず栽培をしております。 -
紅玉
酸っぱい10月1日頃~
紅玉は酸味が強いのでアップルパイやジャムに最適な品種です。真っ赤な色が綺麗で、果肉は固めです。
紅玉は調理用の需要が多いので小玉が標準サイズになります(小玉の方が固く保存もきくため)。
古くからある品種ですが、近年その良さが見直されて人気が出てきました。
紅玉は日持ちが良くありませんので、必ず冷蔵庫で保管してお早めにお召し上がりください。常温では涼しい地域でも1週間程度で柔らかくなります。 -
シナノスイート
甘い10月10日頃~
シナノスイートは長野県育成のふじとつがるの交配種です。わりと新しい品種ですが、人気が高く急速にメジャーな品種になりました。
ジューシーで甘くて歯ざわりがよく、大きいサイズでもあっという間に食べきってしまいます。つがるなどに比べて日持ちも良いりんごです。
当産地は標高が高く昼夜の寒暖の差が大きいことから糖度が高く着色も良いシナノスイートが収穫できるため、シナノスイートの産地として高い評価を受けています。
当りんご園ではサンふじに次いで二番目に人気の品種です。 -
おいらせ
甘い10月20日頃~
おいらせは青森生まれの新品種です。10月中下旬から収穫されます。
スターキングデリシャスとつがるの交配種で、基本的に大玉~特大の品種になります。
酸味はほとんどなく、甘味が強い品種になります。色付きは赤色が濃く、果肉は食べやすく、果汁が多く、香りの良い品種です。
蜜の入る品種で、果肉全体に霜降り状や果皮付近に入る場合が多いです(天候により入りにくい年もあります)。
栽培者が少なく、市場流通はほとんどありません。名前は奥入瀬渓谷の奥入瀬から。個性の強い希少種です。 -
シナノゴールド
甘酸っぱい10月25日頃~
シナノゴールドはゴールデンデリシャスと千秋を交配した長野県育成の品種です。シナノスイート・秋映とならび、りんご三兄弟の一つです。
果肉は黄色で、香りがあり多汁で、酸味も十分にあります。甘味・酸味ともに非常に濃いのが特徴で、口に入れるとまず最初に力強い酸味を感じますが、徐々に深い甘味が広がって行きます。パリッとした食感で口当たりが良い点も人気が高い理由の一つです。
また、日持ちの良さは特に素晴らしく、翌年の春になってもシャキシャキしています。
ヨーロッパでも高く評価されて栽培が始まる長野県の期待の新品種です。 -
ぐんま名月
甘い11月15日頃~
園主一番のおすすめ!
甘いりんごが好きな人に大人気のりんごです。
あかぎとふじを交配した群馬県育成の品種です。通称で「名月」とだけ表示されたり「群馬名月」と表示される場合もあります。
とても甘くて味も濃厚で、果汁が多く、とても香りが良いです。黄色いりんごには珍しく、蜜がよく入ります(天候により入りにくい年もあります)。
果肉はやや柔らかめで、まるでスイーツを食べているような感覚を楽しめます。日のあたる面はやや橙紅色に着色します。生産量が少なく希少な品種です。
お歳暮にはサンふじという方が多いですが、このりんごの味を知っている方は毎年必ずご注文してくださる美味しいりんごです。甘いりんごが好きな方には、このりんごを一番におすすめします。 -
シナノホッペ
甘酸っぱい11月15日頃~
長野県生まれの新品種です。
11月上中旬から収穫されます。「あかね」と「ふじ」の交配種です。
甘味と酸味のバランスが良い品種です。色付きは明るい濃赤色で綺麗です。果肉は硬く、香りの良い品種です。
蜜の入る品種で、ふじのように中心部に入り、多い場合はそこから果肉全体に霜降り状に入る場合があります(天候により入りにくい年もあります)。
長野県内でもまだあまり栽培されていない希少な品種です。 -
はるか
甘い11月20日頃~
「ゴールデンデリシャス」に「スターキング」を交配し岩手大学で育成された品種です。
独特な甘さと良い香りのある、シャキシャキしたとても美味しいりんごです。甘味が強く、酸味はほとんどないため、甘いりんごが好きな方に特におすすめします。
果肉は締まってシャキシャキで、シナノゴールドのようなパリッとした感じがあります。味を重視した無袋栽培のため、陽光面はやや赤く色づくものがあります。品種の特性として小玉~中玉でのお届けになる場合が多いです。
新しい品種で栽培も難しいため、ブランドとしての一定の要件を満たしたものは驚くような値段で売られています。 -
サンふじ
甘酸っぱい12月1日頃~
国光とデリシャスの交配種です。りんごの王様といわれています。
品種名は「ふじ」ですが、袋をかけず果実を日光に当てて育てたものをサンふじと呼んでいます。
甘味が強く、歯ざわりも良く、ジューシーです。酸味も少し入り味のバランスが良い品種です。11月中旬頃から霜がおりるようになると蜜が多く入ってきます(天候により入りにくい年もあります)。金色の蜜入りサンふじは見た目も美しく食欲をそそります。保存性が高い品種です。
当りんご園の一番人気の品です。
ふじ(サンふじ)の他にも、おいしい品種がたくさんあります
りんごを自分でお取り寄せする場合やお歳暮などで贈る場合、多くの方はまずふじ(サンふじ)を思い浮かべると思います。
ふじ(サンふじ)はりんごの王様として長い間他の品種に比べて優位に立ってきました。しかし、近年では県などの育種機関や個人の育種家の努力によって、多くの優秀な品種が生み出されています。ふじ(サンふじ)だけが突出して美味しさに優れているというわけではありません。
現在、当りんご農園では少量ずつではありますが、多くの品種を栽培しています。これは同じりんごでも、品種によって全く違う果物のような特徴があるからです。甘味、酸味、硬さ、歯触り、口どけ、香り、果汁の多さ、色、形、収穫時期、保存性、収穫量、栽培のしやすさ等々の異なる要素が品種ごとにあり、林檎はとても魅力的な果物です。
色々な種類を試しに食べてみれば、ふじ(サンふじ)の他にもきっとお気に入りの品種が見つかることと思います。ぜひ林檎の魅力を多くの人に知っていただきたいと思います。
※蜜の入る品種(すわっこ、高徳、おいらせ、ぐんま名月、シナノホッペ、はるか、サンふじ等)をご注文の方は「りんごの蜜とは何か」を必ずご覧ください。※ぐんま名月は、一昨年まで限界まで蜜をたくさん入れようと収穫を可能な限り遅らせていましたが、そのため内部が茶色に変色してしまったものが出てしまいましたので、昨年度以降は蜜入りにこだわりすぎず収穫をしております。それでも変わらずかなりのご好評をいただいております。ご承知おきくださいませ。
※収穫時期はあくまで目安になります。年によって10日以上前後する場合があります。
※さんさ・サンつがる・ジョナゴールド・千秋・北斗・王林・アルプス乙女についてはりんごの樹の植え替えのため現在は販売をしておりません。
※以上の品種の他、一般にはほとんど流通していない珍しいりんごもごく少量ですが栽培しています。それらの品種の特徴や価格はショッピングカートでご案内いたしますのでご覧ください(年によって販売のない品種もあります)。