ちうごくの旅  2002/5/28-6/14    北京編へ  洛陽編へ

 6/7 10日目

 6/7
 朝食は張さんご推薦の桂林ビーフン。うまいぞこれは。張さんもこれを日本に輸出してビジネスしたいと言っている。ビーフンは1.5元であったが、出してくれた。ハクさんという女の子が棚田を見に行きたいのだが、車に一緒に乗せて行っていいかと聞かれる。いやと言うはずも無く3人の旅となる。8:30ごろハクさんと合流して出発。市内を出るとすぐに例の山々が出てきた。まあここで写真取らなくてもいいべ、高速をあると号はがんばって動いている。1時間ぐらいたつと高速を降り山道へと入っていく。ロンチーっていうところが棚田の場所だ。かかってる音楽は異邦人、井上陽水も。こんなところで聞くとは思わなかった。
まあ、のどかというのか
 途中でトイレ休憩。山の中の集落では谷のほうにトイレがあってそのまま谷に向かって放出している、やはりニーハオトイレだ。もっとも今回は小なのでどうと言うこともない。途中妙に装飾を施した村人たちが多い村も通った。少数民族の観光用に民族衣装を着ているということ。帰りに寄ろう。結局3時間かかって棚田のベースに到着。120kmの走行であった。
やっぱりバスがあるじゃないか
 山に入ってくるとさすがに田舎丸出しである。耕運機のエンジンを積んだ車が走っている。そして、棚田あたりに向かうんじゃないかなーっていうバスも行く。代理店のに〜ちゃんバスはないよって言ってたくせに。キー!やっぱな。
耕運機のエンジンだぞ
 ベースから、村までは実は結構な登り、暑いのとあわせ汗だくだく。やっとレストランに入るとまたまた英語をしゃべるガイドさん登場。そのままお昼タイム、これはツアー料金に入っている。地鶏のスープにら玉とその他2品。十分なごちそうだ。
家々の土台はこんな感じ
 さて、棚田ツアーのはじまりはじまり。といいつつ、これまでもちらちらと結構見えていた。ガイドのにーちゃんとハクさんの3人で歩く。張さんは暑いのでパスだそう。ほんの10分も歩くとすげー景色が広がった。いったい何枚あるんだ。1万枚とかじゃさっぱり足りなそう。ほんとすごい絶句。ガイドに聞くと平地から追いやられた平和主義者たちの末裔がこつこつと作り上げたそうな。時期がまた最高!ところどころ水が入ってないところもあるが、ほとんどは田植えしたばかり。ということでいい天気とあいまって水に反射してきらきらとてもとてもきれい。旅行社の写真が伊達でない。棚田フェチの方がいらっしゃったが、こんなの見たら失神してしまうだろうな。あぜ道を結局1時間半ぐらいかけてあるいた。場所が違えばまたそれなりにきれいで飽きることはなかったな。14時にレストランに戻って、シャワーやらコーラやら。
まあすごい
営々と
もう何も言えない。
ハクさん。これで会話が
できれば、楽しいのにね。
 15時ぐらいに出発、帰りはガイドとその奥さんも含めてアルト号5人乗りである。
えらいこっちゃ。途中行きに寄った観光用の服着た人たちの村で写真。ただではないな、髪の毛を伸ばしてだらりとすると、足まで届く人たちが、川原で髪の毛を洗うの図が、定番らしい。わらわらでてくるが、3人でいいと言って断る。ところが、つけ毛だ。そりゃしょうがないとも思うが、きちんとこっちに見えないようにしてくれよ。顔はだいぶ違うね、黒くて彫りが深い。インド系の血がだいぶ入っているような感じだ。 
 また合計3時間の旅のあと18時にホテルに到着。
 話の流れで、代理店のにいちゃんと張さんの3人で夕飯を食いに出ることに成る。ひと寝入りしてから、17:30にロビー集合。おなじみのアルト号で市内に繰り出す。洛陽にもあったがネオンというのではないが色とりどりの電飾そう電飾というにふさわしいので飾り立ててある。まあきれいと言えばきれい。橋もすっかりライトアップされている。

 着いたところは地下駐車場。繁華街の近くだ。地上に出て少しふらふらする。さすがに銀座とは言わないが、博多と同レベルの賑わいと見た。うまいという桂林レストランに着きテラスで食事開始。道行く女の子の服装も実に鑑賞に堪える。張さんのスケベぶりには頭が下がる。四川風マーボー豆腐、湯葉、菜っ葉のスープ、肉のスープ、などあービールもちょっと。うまいし、景色も良いし良かったな。