たびのページ
内容
「たび」とは
国語辞典で「旅」を引いてみた。
住んでいる所を離れてよその土地へ出かけること。名所旧跡を訪ねたり、未知の場所にあこがれて、また遠方への所用のため、居所を離れること。旅行。(三省堂『大辞林』より)
「旅行」という言葉も調べてみた。
見物・保養・調査などのため、居所を離れてよその土地へ行くこと。旅をすること。たび。(三省堂『大辞林』より)
「たび」と「りょこう」は、ほとんど同じ意味でとらえられているが、「たび」には、上記のように「未知の場所にあこがれて」という意味合いもある。宿泊先や行程など、事前に練られていく旅は「旅行」である。僕の「たび」は、未知の場所にあこがれてするものが多い。
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。
古人も多く旅に死せるあり。
予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、
去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮れ、春立る霞の空に白川の関こえんと、
そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。(後略)
有名な松尾芭蕉『奥の細道』の冒頭文です。僕もまたアパートに追い立てられ、雲や風に誘われ、未知の場所にあこがれ、あるいは芭蕉の心に共感して、旅をしたかったのである。
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旅には車!
旅の方法はいろいろです。徒歩、自転車、自動車、バス、電車、飛行機。僕はなんといっても自動車にのっていく旅が好きです。自由がきく、というのはとっても魅力です。前に一度、普通列車で遠くまで出かけたことがあったのですが、青春18きっぷという企画キップを使っての旅は、途中で最終電車も過ぎてしまい、駅のホームで朝を迎えるというハプニングがあって、やはり自動車がいいなと思ったのです。車なら道の駅やサービスエリア、コンビニの駐車場なんかでも眠ることができる。気楽さは、旅に必要な条件ではないでしょうか。
車の免許をとってから、今まで3台の車に乗ってきました。ホンダシティ、シビックフェリオ、シビック。どれもファミリーカーですが、なんとなくほんわかした雰囲気のこの車たちは、僕とよく意気が合っていました。シティは冷却装置がイカレて買い替え、フェリオは交通事故(!)で正面大破→廃車(:_;)、そして3代目のシビックに乗っています。
車に積み込むものは、着替えと洗面用具とカメラ類と毛布。こんなもんかな。東北一人旅のときは近くのビデオレンタル屋で買った中古の「ワンダースワン」というおもちゃをもっていきました。でも今思えば、なぜあのような精神状況になってまで、旅に出てまで、ゲームをするのかが、われながら不可解です。きっとゆがんだ現実逃避だったのでしょう。(→歌作り「菓子を買うなら」参照)
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高速派?国道派?
車で旅をするなら、高速道路を利用しますか?それとも、国道を利用しますか?どっちもいいよね。高速は快適に進める(都会への旅とちがうので)し、速い。それだけいろんな所に行くことができる。国道は気軽に店に立ち寄れるし、立ち寄り湯にも寄れる。道の駅も充実しているところがけっこうあるので楽しい。’99年に行った東北旅行は、国道を利用しました。真夜中もけっこう走って、3日目の昼に青森県の竜飛岬に到着でした。その後’02年に行った東北旅行は、高速を利用しました。晩には近くで宿を見つけてチェックインしながら行って、4日目の昼に竜飛岬に到着。やあ〜要するにどちらも楽しいサ!
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いいところ(?)
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高速道路
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どんどん進める。速く進める。道路交通情報の女の人の声が時々おもしろい。
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国道
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道の駅で遊べる。景色や町の様子がわかる。スポットに気軽に寄れる。
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最新の情報
5月の終わりに,福井に行ってきました。(’07.05)
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これまでの旅から
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おまけ
‘99の東北旅行
‘90の奈良からの帰還ドキュメント
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