第30回 りんご和牛信州牛共進会
◆11月27日 大信食肉センターにおいて2015年共進会が信州牛生産販売協議会主催のもと行われました。
今年で30回という節目の年に、出荷頭数は昨年より少ないもののレベルの高い共進会と見本市が行われました。
共進会では34頭中BMSno12が2頭、BMSno二桁の牛が7頭と素晴らしい結果になりました。わたしも信州牛生産販売協議会の組合員になり5回目の共進会となりました。当牧場は2頭を出品しましたがB5.B4と歩留まりの悪い牛の出品となりました。
この夏以降B等級の牛が何頭か出ているので原因を模索中です。今のところ考えられるのは素牛の仕入れの時、相場が高くなってきたのでDGの低い少し見栄えのいい牛を仕入れてしまったことと、肥育後期の牛がNB90の効果で食が強くなってしまったこと(たぶん早い段階から通しで使えばいい結果につながるのではないかと考える)が大きな要因だと考えています。
何年この仕事をしていても、満足いく牛肉を作り続けることは難しいことであると常々感じています。
素牛導入から20カ月近く、とにかく完璧に肥育を行わないと素晴らしい和牛肉は生産できません。毎日の仕事の中で自分の作っている作品が目で確かめることができないのがこの仕事の難しさです。しかし、ひとつひとつの問題をクリアしていくことが納得できる牛肉生産につながっていくのだと感じています。
No59 光平照X安茂勝X北国7の8 B5 去勢 487.3K BMS8 No1445018001(P) オ58.7 |
No60 美津照重x福之国x安平 B4 去勢 476.1K BMS5 No1369141755(P ) オ59.0 |
受賞牛
No69 百合茂x安福久x平茂勝 A5去勢 565.3k BMS12
(県知事賞) 石原 安磨 様
 |
No51 芳之国x安福165の9x平茂勝 A5去勢 565.9k BMS12
(中野市長賞) 浅岡 久志 様
 |