2016/03/07◆3月04日に出荷された3頭の枝写真です。 今回の牛(No1〜No3)は3頭とも全期間グリンフードの餌で育てた牛です。 特にNo1の牛は導入後2ヶ月間TMR(素飼料6:配合飼料4)を食べしっかり腹づくりができ、その後出荷まで食べ続けました、特に中期からは1日12kの餌と1.5kのワラをきれいに食べてしまうほどでした。BMSは今年2頭目の二桁10になってくれサシ抜けもよく満足できる枝肉でした。 No2とNo3の牛は同じマスの牛でしたが、No2の牛は少々神経質で中期の食い込みが足らず枝重も小さく格付けもA3になってしまいました。No3の福安照の牛はバランスのいい枝肉で脂質も良く食べて美味しい牛肉ではないかと感じています。信州牛を預託販売している「千曲屋」さんも福安照の種牛をお気に入りです!(^^)!。 http://chikumaya-meat.com/2016/03/post-317.php 本来の和牛らしい牛で私も福安照や光平照の種牛が好きですが、なんせ肥育農家にとって枝重がとれないのが難点です。母方の掛け合わせを選んで素牛を購入しているのですが・・・、素牛の仕入れの時、経営のことを考えるとNo1のような掛け合わせの牛が理想となります。 私は出荷したすべての牛のお肉を口にすることはないので味の判断はできないのですが、やはり肥育農家としては美味しい味の基準とされるオレイン酸の数値を高めることに努力しなくてはいけないと考えています。 |
![]() |
![]() |
![]() |