歌づくり

だるま亭1999

 

だるま亭は岡谷のやきとり屋 あんまり目立たないトコにある

最近できた白木屋は 子どもたちでいっぱいだったから それでここへ来たんだ

 

なにをかくそう今夜は なつかしい友達とのお酒

電話で聞けた「いいよ」の声

3人で思わずバンザイ まるで17のノリ

 

時間はあっという間に流れる

ボヤボヤしてるとおいてかれちゃうよ

だけど今日はちょっとそれを忘れて

楽しかったあの日を思い出そう

 

だるま亭は岡谷の焼き鳥屋 笑い声の響くお店だよ

8年前が昨日のよう きれいになった彼女たちの 笑顔もあの日のよう

 

ノリはにわかに合コン だけど火照る気持ちは恋じゃない

ノスタルジーだけじゃ困るけど バカなことやってたあの頃が 今はとてもなつかしい

 

時間はあっとういう間に流れる

ボヤボヤしてるとおいてかれちゃうよ

だけど今日はちょっとそれを忘れて

楽しかったあの日を思い出そう

 

WordsMusic M-Hana

 

高校時代の友達は大学進学とともにそれぞれに散ってしまいましたが、それでも盆や正月など、地元に帰ってきた時はよく会って飲んでいました。でも時代が過ぎていくとそれぞれにいろんな出来事もあって、だんだんと会う機会は減っていきました。社会人になってからはなおさらです。’99年の夏は、久しぶりに友人2人と遊ぶことができました。「飲みに行こう」「久しぶりだし、地元にいる他のだれかとも飲みたいナ」「よしっ、片っぱしから電話して誘っちゃおうゼ!」僕たちは多分3人とも、それぞれの場所で「あの頃」とは違う次元で生きている自分が少しだけさみしかったのかもしれません。だから、まるであの頃  高校生の頃のノリで、友達のウチへ電話をかけられたのだと思います。確か何人かあたったけどみんないなかったりもう家庭があったりして都合がつかなくて、やっと「いいよ」の声を聞けたのが歌に出てくる場面でした。その時からもすでに数年が経ちました。こうして旧ホームページの回顧をしてはいますが、今の僕は確かに、もうノスタルジーだけではないと強く思えるのです。

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