「路上ライブ」のページ

和楽荘 00.11

 

お台場ライブで調子づいた僕は,今度はこの趣味を社会にも役立てようと企みました。僕の母親は民謡舞踊というのを長くやっていて,街のイベントや養護老人施設への慰問なんかにも参加しています。

 

『おぉ,こんな身近に先輩がいるではないか』

 

ちょうどタイミング良く,11月に岡谷の「和楽荘」というところで慰問をやると聞き,僕も参加させてもらうことにしました。2回の出演で,1回目は高齢者にも親しみのあるものをと童謡を歌いました。「七つの子」「たきび」そしてちょっと違うけれど「大きな古時計」。もともとギターの技能がそんなにないので,へんてこなアルペジオになってしまい,しらけてしまったかなと心配しました。でも,一緒に口ずさんでくれた方もいてよかったようです。古時計も最後におじいさんが天国へ行ってしまう曲だった(歌い始めて気づいた!)けど,好評だったようでほっとしました。

2回目はゆずとオリジナルを歌いました。

 

「連呼」「雨と泪」そして「晴れ」。

 

拍手がうれしかった。

 

『ことばの意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ』

 

そんな目で見られているようでした。                   (’00年)

 

 

 

 下手でも、短時間でも、確かにあそこでライブをやったんだ。(’0707月追記)

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