「路上ライブ」のページ 湖畔にて ’00.03 |
奥松島の特訓から半年。仙台の友達(仙台出身というわけではない)に、今度は諏訪で、歌を聞いてもらう機会がありました。諏訪湖畔、遊覧船発着場。やはり夜。人通りのないところで歌うのは、ライブと言うより練習でした。コピーとともに、オリジナルもいくつか聞いてもらいました。いい感じだったのは、「晴れ」でした。 歌を作り始めた時期にゆずの曲をよく聴いていたので、コードやリズムの影響をもろに受けている僕ですが、「晴れ」もまた、岩沢厚治が作曲した歌によくある、ゆっくりテンポで叙情系の歌でした。 毎日は当たり前のように過ぎていく。そんな日常に流されていく僕の小さなこだわり。自分では心がいっぱいになるほどの思いでも、町を歩く人たちには何の関係もない、世の中にも何の影響もない。空を見上げれば抜けるような青い空、無限のキャンバス。 「可能性は無限大」 そう教えてくれる青空。気持ちを切り替えて新しい可能性に挑戦しようと思える。でもどこか寂しさが残る。で、ぼやぼやしているから、道の段差にすらからかわれる。 ある人はそれを若さだという。ある人はそれを甘えだという。ある人は、それを自慰だという。でもそんな気持ち、遅かれ早かれ、誰もが通っていく道なんじゃないかな。今は、そう思える。 友達には感謝の気持ちが絶えることがない。 (’05年08月) |
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「仙台の友達」がどういう人かというと、歌「だるま亭1999」のページのイラストを見てください。右はじのキャラがそうです。(’05年08月) |